必要なときに必要なアラートを取得します。
SQL Diagnostic Managerは、メールやSNMP、Slack、PagerDuty、Syslogでユーザーにアラートを送信します。この機能に使用すると、重要なイベントの状況を完全に把握でき、眠れない夜が続くようなことはなくなるでしょう。アラートシステムの主な機能を以下のとおりです。
- アラートシステムは、“遅延アラート通知” というコンセプトを採用しています。ここでは、アラートが送信されるのからには、多くのサンプル採取間隔の間、問題が途切れることなく(連続して)存在したからだと定義されています。サーバーごとのグローバル設定はGUIから実行できます。個々のカウンターでは、(JavaScript)カウンター定義でRetryOverride(‘RetryOverride:3’など))プロパティを定義してグローバル設定をオーバーライドすることができます。
- さらに、現在の問題が解決されたことをSQL Diagnostic Managerが検出するとユーザーに通知があるように選択することもできます。
注意
アラートは、登録したすべてのサーバーごとに個別に送信されます。
アラートの設定
通知設定の詳細については、通知とメンテナンスの設定を参照してください。
アラートの内容と送信のタイミング
‘Alert Condition(アラート条件)’フィールドには、モニターが重大状態または警告状態になる時期を決定する条件を定義します。SQL Diagnostic ManagerはAlertConditionを評価し、AlertConditionが“Critical(重大)”または“Warning(警告)”の場合はAlertを動作させます。さらに、WarmUpRequiredが定義されており、それが“yes”の場合、サーバーが少なくとも3時間(デフォルトのウォームアップ時間)稼働しているなら、SQL Diagnostic ManagerはAlertConditionを評価します。“重大”と“警告”は、それぞれGUIインターフェイスに赤色と黄色のドットで表示されます。
メールは、HTML対応メールクライアントでの表示に最適化されていますが、テキストメールのみをサポートしているクライアントでも読むことができます。
アラートに含まれるもの:
- MySQLのホスト
- アラートが送られるかどうか、送られるタイミングを定義する詳細なルールがあります。All time(過去)/Current(現在)、Delta(デルタ) - 最後の2つのコレクション。
- アラートモニターの名前。
- 対応するモニターグループ。
- アラートの種類:Critical(重大)、Warning(警告)など。
- 定義された閾値
- アラートが生成された時のモニターの値
- アドバイス
以下は、一般的なSQL Diagnostic Managerメールアラートの例です。