SQL Diagnostic Managerは、MySQLシステムの一般的な監視ニーズに対応する一連のチャートを提供しています。また、データベースのパフォーマンスを監視するための汎用ダッシュボードも同梱しています。独自のカスタムダッシュボードやカスタムチャートを作成することも可能です。
カスタムダッシュボード
カスタムダッシュボードを作成するためには、ダッシュボード選択コンテキストメニューを開きます。次に、Create New Dashboardをクリックします。これで、ダッシュボードを設定するためのオーバーレイが開くので、表示したいチャートを選択します。既存のダッシュボードを変更したい場合は、同じメニューの横にある編集アイコンをクリックします。
オーバーレイで、ダッシュボードの論理名をテキストフィールドに入力し、ダッシュボードに追加したいチャートを選択します。使用可能ではない何かのチャートが必要な場合には、新しいチャートを作成することができます。Save(保存)をクリックすると、SQL Diagnostic Managerで使用可能な新しいダッシュボードが作成されます。
カスタムチャート
デフォルトでSQL Diagnostic Managerが提供する多くのチャートに加えて、独自の特定のニーズに合うカスタムチャートを作成することができます。チャートを作成するためには、新しいダッシュボードを作成するか、既存のものを編集し、オーバーレイのNew Chartをクリックします。
新しいチャートを設定するための2つ目のオーバーレイが開きます。
チャートの種類は、MySQLまたはSystem(システム)です。MySQLチャートは、MySQLクライアントインターフェイスからデータを取得します。システムチャートは、オペレーティングシステムからデータを取得します(SSHを介して、など)。それぞれのチャートでは、チャートに表示される通常1〜4つの値を示すSERIES CAPTIONと、それらの値の生成方法を指定するSERIES VALUESを定義できます。どちらもJavaScriptの式として記述されます。
新しいチャートが準備できたら、Save(保存)をクリックします。SQL Diagnostic Managerは、新しいチャートを設定オーバーレイ上の使用可能なチャートに追加します。新しいチャートはどのダッシュボードに対しても有効にすることができます。