この機能は、サーバーが保持する監査ログを構文解析し、その内容をきれいな表形式で表示します。SQL Diagnostic Managerは、MySQL EnterpriseとMariaDBの両方の監査ログをサポートしています。
SQL Diagnostic Managerは、他のMySQLログファイル(スローログ、一般クエリログ、エラーログ)と同様に監査ログファイルにアクセスします。監査ログがサーバーで有効な場合、SQL Diagnostic Managerでの監査ログの設定方法について、こちらからドキュメントを参照できます。
監査ログを表示するサーバーと時間フレームを選択したら、“SHOW AUDIT LOG”をクリックして、ログの内容を取得します。1つの時間フレームで取得できる行数の限度は、10000です(この限度は、監査ログの最初から計算されます)。そのため、選択した時間フレームの監査ログに10000より多いエントリーがある場合、残りのエントリーは表示されません。
Failed Logins(失敗したログイン)やFailed Events(失敗したイベント)、Schema changes(スキーマの変更)、Data Changes(データの変更)、Stored Procedure(ストアドプロシージャ)などの監査ログの概要が、パーセント表示で、トップに表示されます。これらの凡例はすべてクリック可能で、クリックすると、対応する監査ログエントリーが表示されます。さらに、Username(ユーザー名)やHost(ホスト)、Operation(操作)、Database(データベース)、Table(テーブル)/Query(クエリ)に基づいた監査ログを取り出すために、フィルターオプションを使用できます。また取り出された監査ログの内容をCSV形式でエクスポートするオプションもあります。