Real-Timeを使用するには、ドロップダウンからサーバーを選択し、保存されたセッションを選択するか、 ‘Start new session(新しいセッションを開始する)’を押してください。記録を停止し、後で解析できるようにセッションを保存することもできます。チャートはズームできます。
SQL Diagnostic Managerは、SQLiteのセッションで集めたReal-Timeデータを保存します。保存場所は、dataフォルダーのrealtimedataの下です。セッション内でアクティビティがなければ、3日後にサーバーのReal-Timeデータの収集は停止し、保存されます。
Real-Timeでは、サーバーアクティビティの詳細情報が得られます。
‘Queries(クエリ)’タブには、セッションで実行されたクエリを集計したビューが表示されます。この情報は、SHOW FULL PROCESSLISTから取得できます。ここでは、実行時間、ユーザー/ホスト情報、各クエリの合計カウントなどの追加情報を収集します。自分の情報を収集するときは、一般クエリログを有効にする必要はありません。
‘Tables(テーブル)’タブと‘Databases(データベース)’タブには、SHOW OPEN TABLESで収集した詳細情報が表示されます。
‘Hosts(ホスト)’、‘Users(ユーザー)’、‘Slow queries(スロークエリ)’は、SHOW FULL PROCESSLISTで再び収集され、集計した情報が表示されます。Real-Timeプロファイラーのスロークエリの時間を変更するオプションがあります。スロークエリを選択すると、Real-Timeは、指定された時間より長い時間がかかるクエリをスロークエリと見なします。
‘Locked queries(ロックしたクエリ)’タブ、‘locking queries(ロックするクエリ)’タブ、‘locked tables(ロックしたテーブル)’タブは、InnoDBトランザクションテーブルから収集します。
注意
バージョン5.1より後のMySQLで、ロックしたクエリの情報やロックするクエリの情報を収集するためには、InnoDBプラグインをインストールする必要があります。ただし、5.5以降のMySQLには、InnoDBストレージエンジンが組み込まれています。詳細については、ドキュメントを参照してください。
注意:Monyogをご利用の方
この機能は、Monyog EnterpriseとUltimateで利用できます。