“Monitors”インターフェイスに表示されるものは、すべてMonyogオブジェクトモデル(MOM)でJavaScript(JS)オブジェクトとして定義され、SQL Diagnostic Manager内からの簡素化されたインターフェイスを通じて編集できます。
SQL Diagnostic Managerデーモン/ウェブサーバーには、JS実行エンジンが組み込まれています。SQL Diagnostic Managerがレポートの要求を受け取るたびに、新しいJSランタイムコンテキストが作成されます。これは、ユーザー入力で生成した各種スクリプトで定義したJSオブジェクトをランタイムコンパイルし、評価して、結果をフォーマットし、フォーマットしたレポートをクライアントに送信します。以下の項では、SQL Diagnostic Manager JS環境のさまざまな側面についてすべて詳しく解説します。
それぞれのSQL Diagnostic Manager Advisorの規則では、特定のMySQLサーバーに受け入れられる閾値をMySQL DBAがカスタマイズできます。例えば、用意されたAdvisor規則“MyISAMキーキャッシュミス”を使用するDBAは、OLTPアプリケーションを実行するMySQLサーバーに低い閾値を使用し、一方、OLAPアプリケーションには高い閾値を使用できます。
SQL Diagnostic Managerのカスタマイズフレームワークでは、新しいアドバイザーの追加、既存のアドバイザーの変更、さらには、IDERA社が用意した事前定義のアドバイザーの無効化を行えます。